タイトル：住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編

概要

電子ブック：住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第３章省エネルギー基準の評価方法の概要（２）評価結果図3.1.12のプラン、表3.1.4の断熱仕様のモデル住宅について、外皮性能の４つの評価方法で評価をしました。表3.1.5が評価結果です。第３章図3.1.12モデル住宅のプラン建設地：６地域構法：木造軸組構法床面積の合計：120.08 m2N表3.1.4モデル住宅の断熱仕様基礎（土間）開口部部位断熱工法等断熱仕様厚さ（ｍｍ）天井充填断熱グラスウール断熱材高性能品HG16-38 155外壁充填断熱グラスウール断熱材高性能品HG16-38 90床充填断熱（剛床工法）押出法ポリスチレンフォーム３種bA 65外気側内側断熱押出法ポリスチレンフォーム３種bA 50床下側内側断熱押出法ポリスチレンフォーム３種bA 50ドア枠：金属製熱遮断構造・戸：フラッシュ構造（ガラスなし）窓アルミ樹脂複合サッシ（Low-Eガラス（A6）・日射取得型）・部位の断熱仕様は、仕様基準に適合する仕様です。・開口部は、仕様基準の開口部比率（に）で示されている仕様です。・各窓には、仕様基準に基づく有効な庇等が設置されています。表3.1.5モデル住宅の外皮性能の評価結果標準計算ルート※2簡易計算ルート外皮面積を計算しない方法モデル※３住宅法仕様ルート評価結果適合適合適合適合外皮性能基準値（６地域）外皮平均熱貫流率ＵA［W/（m2・K）］0.71 0.81 0.86―0.87冷房期の平均日射熱取得率ηAC［―］1.7 2.6 2.8―2.8暖房期の平均日射熱取得率ηAH［―］3.0 3.4 3.0――※２標準計算ルートと外皮面積を計算しない方法の一般部位の熱貫流率Uは、簡易計算法ー１（面積比率）によって計算しています。※３モデル住宅法の熱貫流率Uは、「断熱材の厚さと熱抵抗の値から部位の熱貫流率を求める方法」に掲載されている数値を使用しています。なお、省エネルギー基準の評価には一次エネルギー消費量の適否も必要です。077