タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

ページ
11/362

住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) の11ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第1章はじめに2.省エネルギー住宅の基本第1章わが国は温暖化問題や大震災を契機としたエネルギー問題に直面しており、低炭素型の社会をつくることが大きな課題となっています。早急に取り組まねばならない民生部門のエネルギー対策のために、小規模住宅・建築物の省エネルギー性能に係る説明義務制度が2021年4月に施行されるため、住宅の設計・施工技術者も省エネルギー化のための適正な技術習得が求められています。2.1.省エネルギー住宅における3つの視点なぜ、省エネルギー化が求められているのでしょうか?⇒CO 2削減による地球温暖化の防止⇒エネルギーを大切に使う住まいの省エネルギーは、3つの視点から取り組む1.元から絶つ!必要となるエネルギー量を少なくする。↓負荷の低減2.効率よく使う!効率よく少ないエネルギー量で賄う。↓設備機器の高効率化+自然エネルギーの活用3.上手に住まう!住まい方でエネルギー消費を減らす。↓省エネルギー生活の実践人にやさしいとは、エネルギー消費を気にせず(我慢せず)、暑さ寒さのストレスなく暮らせること。省エネルギー(地球・家計にやさしい)だけでなく、人にやさしい住まいが、これから目指すべき住まいのあり方。これからの住まい地球にやさしい、家計にやさしい、そして、人にやさしい住まい(家)HEMS※は、機械的に省エネ的な住まい方を支援する道具です。省エネルギーで、人にやさしい住まい=家は、社会的資産(インフラ)としても価値あるものと言える。※:HEMSは、家庭における電力の使用を効率化するための管理システムです。図1.2.13つの視点011