タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

ページ
175/362

住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) の175ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第4章木造戸建住宅の評価方法/第2節面積、熱貫流率、熱抵抗等の求め方/【3】断熱材の熱抵抗【参考】必要な断熱材の厚さの求め方必要な断熱材の厚さを下式により求め、省エネ基準に適合する断熱材厚さの目安にすることができます。断熱材の厚さd[m]=熱抵抗R[m2 ・K/W]×熱伝導率λ[W/(m・K)]【例えば・・・】地域区分6で、外張断熱工法の屋根に熱伝導率λ0.028[W/(m・K)]の断熱材を使用します。この時の必要厚さは何ミリだろうか?表4.2.3.26断熱材の熱抵抗の基準<木造軸組構法・枠組壁工法(外張断熱工法)>[ m2 ・K/W ]地域区分部位12345678屋根または天井5.7 4.0壁2.9 1.7―●答・基準の熱抵抗Rは、4.0[m2 ・K/W]です。・計算式は、第4章第2節断熱材の厚さd[m]=4.0[m2 ・K/W]×0.028[W/(m・K)]=0.112[m]【結論】以上より、必要断熱材厚さは、112mm以上です。175