タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第4章/第2節/【4】開口部の熱貫流率と、窓の日射熱取得率、取得日射熱補正係数1.2.簡易計算法により求める(1)窓の熱貫流率表4.2.4.8の計算式により、窓の枠の種類とガラスの仕様に応じて、ガラス中央部の熱貫流率から窓の熱貫流率を求めることができます。詳細は、(国研)建築研究所「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)」を参照してください。表4.2.4.8窓の熱貫流率を求める計算式枠の種類ガラス仕様計算式木製建具、または樹脂製建具木と金属の複合材料製建具、または樹脂と金属の複合材料製建具金属製建具、またはその他複層単板複層単板複層単板UW=0.659×Ug+1.04UW=0.659×Ug+0.82UW=0.800×Ug+1.15UW=0.800×Ug+0.88UW=0.812×Ug+1.51UW=0.812×Ug+1.39UW :窓の熱貫流率[W/(m2・K)]Ug:ガラス中央部の熱貫流率[W/(m2・K)]Ugは、JIS R 3107によって求めたUg(ガラスメーカーカタログのUg)または、表4.2.4.10を参照してください。(2)窓の日射熱取得率表4.2.4.9の計算式により、窓の枠の種類に応じて、ガラスの垂直面日射熱取得率から窓の日射熱取得率を求めることができます。詳細は、(国研)建築研究所「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)」を参照してください。第4章第2節表4.2.4.9窓の日射熱取得率を求める計算式枠の種類計算式木製建具、または樹脂製建具ηd=ηg×0.72木と金属の複合材料製建具、樹脂と金属の複合材料製建具、金属製熱遮断構造建具、または金属製建具枠の影響がない場合ηd=ηg×0.8ηd=ηgガラスの垂直面日射熱取得率ηgは、JIS R 3106によって求めたηg(ガラスメーカーカタログのηg)または、表4.2.4.7を参照してください。また、表4.2.4.8の計算式で求めた窓の熱貫流率UWと、表4.2.4.9の計算式で求めた窓の日射熱取得率ηdをまとめた表「(住宅)ガラスの仕様と枠の種類に応じた窓の熱貫流率・日射熱取得率」が、板硝子協会のWEBサイトで公開されています。こちらもご参照ください。https://www.ecoglass.jp/residential-building/images/thermal-performance.pdf185