タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第1章はじめに4.設備による省エネルギー化第1章4.1.暖冷房設備省エネルギー住宅とするためには、住宅設備においてもエネルギー消費の少ない高効率型のものを採用することが大切です。家庭で使用される製品を中心に、小売事業者が製品の省エネルギー情報をラベルに表示するための制度が平成18(2006)年10月から開始されました。表示の内容は、・製品個々の省エネルギー性能を表す省エネルギーラベル・市販されている製品のなかで相対的に位置づけた多段階評価・年間の目安電気料金(または目安燃料使用量)等です。高効率の設備を選ぶことや、太陽光や太陽熱による創エネルギーが、省エネルギーにつながります。さらに、そこに住む人の「住まい方」にも省エネルギーの手法があります。図1.4.1統一省エネルギーラベルの表示例昨今は、家電製品のエネルギー効率も大変向上しています。下グラフは、エアコンの期間消費電力量を5年ごとの型別に示したものです。省エネ性能の推移省エネルギー性能の推移期間消費電力量[kWh]0 200 400 600 800 1000 12002000年型10172005年型2010年型2015年型834872919※冷暖房兼用・壁掛け形・冷房能力2.8kWクラス・省エネルギー形の代表機種の単純平均値※設置環境や使用条件により、値は変わります。(JIS C 9612:2005に基づく)図1.4.2エアコンの省エネルギー性能出典:社団法人日本冷凍空調工業会の資料をもとに作成021