タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第4章木造戸建住宅の評価方法/第3節一次エネルギー消費量の評価/【1】一次エネルギー消費量計算プログラム(1)太陽光発電の設置太陽光発電について入力します。「設置する」場合は、「方位の異なるパネル」の面数を、1面(1方位)~4面(4方位)から選択します。同じ方位に設置する場合でも、「太陽電池アレイ設置方式」や「パネルの設置傾斜角」等の仕様が異なる場合は、異なるパネルとして区別して入力します。入力に際しては、「太陽電池アレイのシステム容量」の大きいものから順に入力し、4を超える太陽光パネルについては、評価対象外とします。1)太陽電池アレイのシステム容量設置した太陽電池アレイのシステム容量[kW]を小数点以下2桁で入力します。2)太陽電池アレイの種類太陽電池の種類を「結晶シリコン系太陽電池」と「結晶シリコン系以外の太陽電池」から選択します。製造業者の仕様書または技術資料などにより確認してください。3)太陽電池アレイ設置方式太陽電池アレイを屋根や屋上に設置する方式について選択します。表4.3.1.24太陽電池アレイ設置方式設置方式条件架台設置形屋根置き形太陽電池モジュールを、屋根と空隙を設けて間接に設置した太陽電池アレイで屋根置き形以外の方式で、主に陸屋根での設置に用いられる。太陽電池モジュールを、屋根と平行に空隙を設けて間接に設置した方式で、主に勾配屋根での設置に用いられる。その他上記以外の設置方式で、屋根用アレイのうち「屋根材一体型」の場合、あるいは壁用アレイ並びに窓用アレイなどの方式4)パネル設置方位角パネル設置方位角の選択肢は、太陽熱利用給湯設備と同様です。5)パネル設置傾斜角パネル設置傾斜角の選択肢は、太陽熱利用給湯設備と同様です。第4章第3節6)パワーコンディショナの定格負荷効率パワーコンディショナとは、太陽光発電システムにより発電された電気を家庭などの環境で使用できるように変換する機器をいい、当該機器の定格負荷効率(JIS C 8961)を入力します。複数台設置される場合は、最も定格負荷効率の低いパワーコンディショナの値を入力してください。また、力率については、カタログ等の記載により以下のとおり入力してください。・力率1.0時の効率と力率0.95時の効率が併記されている場合:力率0.95時の値を入力・力率0.95時の効率のみが記載されている場合:力率0.95時の値を入力・力率1.0時の効率のみが記載されている場合:力率1.0時の値を入力259