タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

ページ
289/362

住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) の289ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第5章RC造の住宅、共同住宅、非住宅の評価方法と留意点/【1】RC造の住宅(5)構造熱橋部の線熱貫流率1)線熱貫流率ψ[W/(m・K)]線熱貫流率ψとは、鉄筋コンクリート造などの構造熱橋部における熱橋1mあたりの熱貫流率をいいますが、構造熱橋部の形状(柱や梁の有無、位置)、断熱工法や断熱補強の仕様の違いにより数値が定められています。表5.1.1.6は線熱貫流率ψの一例です。この表において「断熱補強仕様1」とは次ページの表5.1.1.7に定める仕様、「断熱補強仕様2」とは表5.1.1.8に定める仕様に該当します。それらの詳細は、(国研)建築研究所のHP「平成28年省エネルギー基準に準拠したエネルギー消費性能の評価に関する技術情報(住宅)2.1算定方法第3章第3節熱貫流率及び線熱貫流率付録C」を参照してください。https://www.kenken.go.jp/becc/house.html表5.1.1.6線熱貫流率(一例)断熱補強仕様1断熱補強仕様2断熱補強なし梁が突出していない場合図解線熱貫流率ψ[W/(m・K)]0.65 0.90 1.10梁が室内側に突出している場合梁部を断熱する場合梁部を断熱しない場合図解線熱貫流率ψ[W/(m・K)]図解線熱貫流率ψ[W/(m・K)]0.85 1.15 1.601.30 2.15 3.05第5章289