タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

(2)認定基準低炭素建築物の認定要件は、「定量的評価項目(必須項目)」の2つ(外皮の熱性能と一次エネルギー消費量)と、「選択的項目」です。「選択的項目」は、図2.3.4の?~?の項目のうち2つ以上に該当しなければなりません。木造住宅は、?(木造住宅)に該当していますので、残る1つの対策を講じれば要件を満たすことができます。一次エネルギー消費量の算定・評価は、(国立)建築研究所の「一次エネルギー消費量算定プログラム(住宅版)」を用いて行います。図2.3.4低炭素建築物の認定要件出典:「エコまち法に基づく低炭素建築物の認定制度の概要」発行(一社)日本サステナブル建築協会(JSBC)「認定低炭素住宅」と「認定長期優良住宅」との違いは、認定長期優良住宅は、耐久性・耐震性・維持保全容易性などが求められており、省エネルギー性については条件の一部ですが、これに対して認定低炭素住宅は省エネルギー化に特化しており、より高い省エネ性能(一次エネルギー消費量10%減)が求められています。046