タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第2章基準・制度等表2.3.7住宅性能表示制度の評価項目項目住宅性能表示制度の評価必須項目選択項目長期優良住宅の認定基準1構造の安定に関すること○○2火災時の安全に関すること○3劣化の軽減に関すること○○4維持管理・更新への配慮に関すること○○第2章5温熱環境・一次エネルギー消費量に関すること○○6空気環境に関すること7光・視環境に関すること8音環境に関すること9高齢者等への配慮に関すること10防犯に関すること○○○○○また、5の温熱環境・一次エネルギー消費量に関する評価は、「5-1断熱等性能等級」と「5-2一次エネルギー消費量等級」の2本立てとなっています。「5-2一次エネルギー消費量等級」は、平成28年省エネルギー基準相当である場合を「等級4」とし、それ以下は「等級1」となります。また、省エネルギー基準よりも水準の高い低炭素建築物認定基準相当を「等級5」として設定しています。「断熱等性能等級」、「一次エネルギー消費量等級」ともに、最上位の等級では性能値の併記を可としています。28 28図2.3.7温熱環境・一次エネルギー消費量に関すること【性能表示と省エネ基準の違いについて】性能表示制度における「断熱等性能等級」と省エネルギー基準は以下の点が異なるため、「H28基準相当」のように相当である旨の表現となっています。・結露発生を防止する対策に関する基準は、平成28年省エネルギー基準では留意事項であるのに対して、断熱等性能等級では具体的な仕様等を規定しています。・平成4年及び昭和55年省エネルギー基準の告示類は既に廃止されているため、外皮平均熱貫流率及び冷房期の平均日射熱取得率に関する基準は、平成28年省エネルギー基準の告示を引用しつつ数値や表現を読み替えて各等級の基準として構成しています。049