タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

5.サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型)地域の気候風土に応じた建築技術を活用し伝統的な住文化を継承しつつ、現行の省エネルギー基準では評価が難しい環境負荷低減対策等により、長期優良住宅又は低炭素住宅と同程度に良質な住宅を建設する事業でモデル性、先導性が高いプロジェクトに対して支援を行う事業です。●主な事業要件1地域の気候風土に応じた伝統的な建築技術を活用していること2現行の省エネルギー基準では評価が難しい環境負荷低減に寄与する複数の対策を行うこと3有識者による評価委員会により、長期優良住宅又は低炭素住宅と同程度に良質であると評価を受けること気候風土適応分野(地域の気候風土に応じた環境負荷の低い住宅)の概要伝統的な住文化を継承しつつも、環境負荷の低減を図るモデル的な住宅の建設に対して、国が掛かり増し費用の一部を補助。●補助対象事業者民間事業者等●補助額【建設工事費】気候風土に適応した環境負荷の低い住宅とすることによる掛かり増し費用の1/2の額。ただし、補助対象となる部分の建設工事費全体の10%以内又は戸あたり100万円のうち少ない金額を上限額とする。◆補助対象住宅のイメージ○外観のイメージ●対象プロジェクト伝統的な建築技術を応用しつつも、省エネ化の工夫や現行基準で評価が難しい環境負荷低減対策等を図ることにより、長期優良住宅や低炭素住宅と同程度に良質なモデル的住宅の建設。※専門家による評価委員会により、審査を実施。○内観のイメージ●現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減を図る取組(想定)縁側の両側のガラスと障子等によるダブルスキンで断熱効果を向上通風など建築計画の工夫による冷房負荷等の低減地域材の多用○土壁で外断熱とした施工のイメージ図2.3.9サステナブル建築物等先導事業(気候風土適応型)0052