タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第2章基準・制度等6.1サステナブル建築物等先導事業(省CO 2先導型)平成30(2018)年度からサステナブル建築物等先導事業(省CO 2先導型)にLCCM住宅部門が新設されました。LCCM住宅とは、住宅の長い寿命の中で、建設時、運用時、廃棄時において、できるだけの省CO 2に取組み、かつ、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO 2排出量も含め生涯でのCO 2の収支をマイナスにする住宅のことであり、今後の住宅政策の柱の一つとなるものと期待されています。第2章図2.3.12LCCM住宅のライフサイクルとCO 2排出のイメージ図2.3.13ライフサイクル全体を通じたCO 2排出量推移のイメージ「LCCM住宅部門」の主な要件以下の要件を満たす、戸建住宅を新築する事業1 LCCO 2(ライフサイクルCO 2)を算定し、結果が0以下となるもの2 ZEHの要件をすべて満たしたもの3住宅として、品質が確保されたもの等補助額<補助額>補助対象工事の掛かり増し費用の1/2<限度額>1戸あたり125万円LCCM住宅の例LCCM住宅デモンストレーション棟(建築研究所内)図2.3.14 LCCM住宅の例出典:国土交通省ホームページ055