タイトル：住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版（令和3年3月）

概要

電子ブック：住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版（令和3年3月） 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第３章省エネルギー基準の評価方法の概要（１）標準計算ルート住宅全体の評価１）外皮性能計算評価対象住宅の部位ごとに計算した外皮面積や長さ、性能値、係数等を用いて外皮性能を求める方法です。簡易計算ルートに比べ、正確な外皮性能を算出することができます。「外皮平均熱貫流率ＵA」、「冷房期の平均日射熱取得率ηAC」、「暖房期の平均日射熱取得率ηAH」は、電卓等でも計算できますが、一般的には計算プログラムやエクセルなどの計算ソフトを用います。当該住宅の住宅全体の性能水準を数値で知ることができます。インプットアウトプット面積・長さ性能値係数屋根・天井：入力×入力×入力Ｕ外壁・基礎壁：入力×入力×入力A開口部：入力×入力×入力ηAC床：入力×入力×入力η基礎：入力×入力×入力AH図3.1.2標準計算ルートの外皮性能計算のイメージ第３章２）一次エネルギー消費量計算評価対象住宅の一次エネルギー消費量を、（国研）建築研究所がインターネット上で公開している専用のWebプログラム「エネルギー消費性能計算プログラム（住宅版）」を用いて評価します。当該住宅の住宅全体の一次エネルギー消費量を数値で知ることができます。後述の仕様ルートと異なり、設備仕様が限定されておらず当該住宅の熱的性能と設置する設備の性能を入力して計算することができるので、仕様ルートに比べ選択肢の幅が広がります。https://house.lowenergy.jp/クリックして進むと下の画面になります。詳しくは、第４章第３節を参照してください。【現行版（はじめる）】は正式版、【次期更新版（試してみる）】はβ版となります。本テキストは、β版の画像で解説をしていますが、2021年4月以降は正式版となりますので、【現行版（はじめる）】をクリックして進んでください。図3.1.3「住宅に関する省エネルギー基準に準拠したプログラム」のサイト画面071