タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第3章省エネルギー基準の評価方法の概要3熱貫流率:U(ユー)単位:W/(m2 ・K)床、壁、窓などの部位の断熱性能を表わす値です。両側の温度差を1℃(=1K(ケルビン))としたときに、部位面積1 m2の部分を通過する熱量をW(ワット)で表わします。値が小さいほど熱を伝えにくく、断熱性能が高くなります。図3.2.3熱貫流率のモデル図各厚さ第3章熱貫流率U[W/( m2 ・K)]=1熱貫流抵抗Rt[m2 ・K/W]壁の熱貫流率の求め方躯体を構成する断面の各層の熱抵抗Rの合計(R1+R2+R3+・・・)と、室内外の表面熱抵抗(RiとRo)を合算し、その逆数としたものが、熱貫流率です。U=1Ri+(R1+R2+R3)+Ro図3.2.4壁の熱貫流率のモデル図開口部の熱貫流率窓、ドアなどの開口部の熱貫流率は、サッシ枠とガラスの組合せにより決まります。また、各サッシメーカーのカタログやホームページにも掲載されています。サッシ枠図3.2.5サッシ枠とガラス079