タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 基準・評価方法編 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

17外皮面積の合計:ΣA(シグマ・エー)単位:m2外皮とは、熱的境界※を構成する部位で、外壁や屋根等の一般部位、開口部、基礎等および土間床の総称です。「外皮面積の合計」は、図3.2.9のに示すように、建物全体の外皮の面積をいいます。図3.2.9は、外皮平均熱貫流率UAと、冷房期の平均日射熱取得率ηACを算出する際の対象部位を示しています。「外皮面積の合計ΣA」は、両方に共通です。【外皮平均熱貫流率UA】【冷房期の平均日射熱取得率ηAC】外皮熱損失量qの算出対象部位ΣA(外皮面積の合計)日射熱取得量(mC・mH)の算出対象部位ΣA(外皮面積の合計)図3.2.9外皮平均熱貫流率と冷房期の平均日射熱取得率の算出の際の対象部位※熱的境界とは、外気と室内の温度環境を明確に区分する境界のことです。住宅の断熱計画においては、熱的境界を連続した線で囲み込むことが基本となります。082