タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第1章2.3.台風への対応台風の通り道に位置し、6月~11月を中心に毎年、多くの台風が接近する沖縄では、省エネルギーに寄与すべく室内に自然風を積極的に取り入れる一方で、台風や強風を制御することも必要です。沖縄における省エネルギー対策はこの台風への対応と両立する必要があります。台風時の飛散物からガラスを守るため、開口部の外側に雨戸や開閉式ガラリを取り付けたり、バルコニーや雨端を花ブロックやルーバーで囲う工夫は、通風や適度なプライバシーを確保しつつ日射遮蔽にも寄与するものになります。日射遮蔽物の設置や日射の侵入を防ぐための大きな庇等は、暴風雨に耐える強度とすることが重要です。写真2.2.3通風・遮熱軽減・台風対策等を同時に行うルーバー・花ブロックによる日射遮蔽の事例写真2.2.4ルーバー内部(洗濯干場)の様子写真2.2.5台風対策を兼ねた開閉式ガラリ写真2.2.6台風対策を兼ねた雨戸028