タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第3章省エネルギーのための住宅設計の方法図3.2.5のように、外部遮蔽する日除けにはさまざまなタイプがあり、それらは、設置される方位によって適不適があります。第3章図3.2.5日よけの分類出典:「建築設計資料集成1」日本建築学会編p.19外付けブラインドやルーバーなどは、窓等を面的に覆い日射遮蔽を行いますので、西面などの太陽高度が低い時間帯に直達日射が入射する部位でも、高い日射遮熱効果を発揮します。図3.2.6の(A)のように羽根を横使いし、隙間〈H〉を大きくすると、ルーバーの隙間から拡散光が入りやすく、屋外の眺望も得やすくなりますので、採光・眺望・日射遮蔽のバランスを調整できます。(B)のように羽根を縦使いした場合は、隙間〈H〉を小さくすると、日射遮蔽効果は高くなりますので、東西面が日当たりのよい場合に用いると効果的です。また、可動ルーバーの場合には、時間帯や天候に応じ、採光・眺望・日射遮蔽のバランスを調整することができます。図3.2.6ルーバーの形態と効果出典:(一財)建築環境・省エネルギー機構「自立循環型住宅への設計ガイドライン蒸暑地域版)」P180039