タイトル：住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄（8地域）版 第2版（令和3年3月）

概要

電子ブック：住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄（8地域）版 第2版（令和3年3月） 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第３章省エネルギーのための住宅設計の方法（３）屋根の日射熱取得率図3.3.3は、通気層なしの屋根の断熱仕様の違いによる日射熱取得率のグラフです。同じ日射反射率の材料を用いても、屋根の断熱性能が高まると、日射熱取得率は低下します。日射反射率0.1：反射性が低い（濃色系塗料など）0.4：反射性が中程度（コンクリート、淡色系塗料など）0.7：反射性が高い（白色系塗料など）第３章図3.3.3屋根の断熱仕様の違いによる日射熱取得率（（一財）建築環境・省エネルギー機構発行「自立循環型住宅への設計ガイドライン（蒸暑地版）p.182を参考に作成）（４）ＲＣ造における断熱化の効果図3.3.4は、ＲＣ造（熱容量・大）の断熱と無断熱における、冷房や通風の有無による室温変化を示しています。また、躯体にコンクリートのような熱容量がない場合を「熱容量・小」として併記しています。図3.3.4 RC造における断熱化の効果043