タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

1.3.住宅の平面構成とバッファーゾーン気象データ(第1章参照)をもとに、敷地内の建物の配置を考え、日射の当たり方、風の向きなどを考慮した平面構成を計画します。西側には西日による日射熱が居室に伝わらないよう、緩衝空間(バッファーゾーン、図4.1.2、図4.1.3のピンク色)を水回りの諸室、洗濯物干、居室以外の物入や収納のための部屋を配置することが有効です。これらの部屋の乾燥をうながす利点もあります。軒や袖壁などの工夫を行うことで、強い南からの日射や西からの日射を遮る場所(図4.1.2、図4.1.3の青色)をつくり、その場所を通る涼しい風が通り抜けるよう平面計画を立てることが有効です。物入洗濯物干洗面室浴室寝室押入階段室LDKバルコニー0 2m図4.1.2平面構成による対応の例ウォークインクローゼット寝室和室食事室兼居間テラス浴室物干室坪庭カーポート0 2m図4.1.3平面構成による対応の例052