タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道(1-3地域)版

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道(1-3地域)版 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第2章北海道の住宅づくり(4)住宅のエネルギー消費1)国内のエネルギー消費の動向我が国では、1973年のオイルショックをきっかけに省エネルギーが進められました。エネルギー消費の部門別の動向を見ると、1973年度から2017年度までの伸びは、企業・事業所他部門が1.0倍(産業部門0.9倍、業務他部門2.1倍)、家庭部門が2.0倍、運輸部門が1.7倍となっています。・運輸部門:自動車、鉄道、海運、航空など・家庭部門:自家用自動車等の運輸関係を除く家庭での消費・業務他部門:事務所ビルや商業施設、サービス業など・産業部門:製造業、農林水産業、鉱業、建設業など第2章図2.1.12最終エネルギー消費と実質GDPの推移出典:資源エネルギー庁「エネルギー白書2019」2)世帯当たりの用途別エネルギー消費家庭用エネルギー消費を用途別にみると、シェアが大きいのは、1暖房、2照明・家電ほか、3給湯です。特に北海道は全国平均と比べて暖房用エネルギー消費が多い状況にあります(図2.1.13)。照明・家電ほか41%2012年44GJ/(世帯・年)暖房26%冷房2%照明・家電ほか27%2012年69GJ/(世帯・年)暖房52%給湯31%給湯21%(a)全国(b)北海道図2.1.13家庭のエネルギー消費量出典:住環境計画研究所「2014家庭用エネルギーハンドブック」019