タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道(1-3地域)版

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道(1-3地域)版 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

3.2.開口部の断熱性能開口部の断熱性能は、熱貫流率Uの値で表わされ、この値が小さいほど熱を伝えにくく断熱性能が高い開口部となります。窓の(枠とガラスの組み合わせによる)熱貫流率を表3.3.3に示しますが、これらの他、サッシメーカーで製品ごとに熱貫流率を示しているものもあります。表3.3.3開口部の熱貫流率枠の仕様木製建具または樹脂製建具ガラスの仕様2枚以上のガラス表面にLow-E膜を使用したLow-E三層複層ガラスLow-E三層複層ガラスLow-E複層ガラス※ドアに関する熱貫流率の規定もあります。中空層の仕様ガス注1)の封入中空層の厚さ開口部の熱貫流率UW/( m2・K)されている7mm以上1.60されている6mm以上1.70されていない9mm以上1.70されている12mm以上1.908mm以上12mm未満2.334mm以上8mm未満2.91されていない10mm以上2.335mm以上10mm未満2.91遮熱複層ガラス/複層ガラスされていない10mm以上2.916mm以上10mm未満3.49単板ガラス――6.51木と金属の複合Low-E複層ガラス材料製建具または樹脂と金属の複合材料製建具金属製熱遮断構造建具金属製建具されている16mm以上2.158mm以上16mm未満2.334mm以上8mm未満3.49されていない10mm以上2.335mm以上10mm未満3.49遮熱複層ガラス/複層ガラスされていない10mm以上3.496mm以上10mm未満4.07Low-E複層ガラスされている8mm以上2.914mm以上8mm未満3.49されていない10mm以上2.916mm以上10mm未満3.49遮熱複層ガラス/複層ガラスされていない10mm以上3.496mm以上10mm未満4.07Low-E複層ガラスされている8mm以上3.494mm以上8mm未満4.07されていない10mm以上3.495mm以上10mm未満4.07遮熱複層ガラス/複層ガラスされていない10mm以上4.074mm以上10mm未満4.65単板ガラス2枚を組み合わせ注2)されていない12mm以上4.07たもの6mm以上12mm未満4.65単板ガラス――6.51注1)「ガス」とは、アルゴンガスまたは熱伝導率がこれと同等以下のものをいう。注2)「単板ガラス2枚を組み合わせたもの」は、中間部にブラインドが設置されたものを含むものとする。062注)表3.3.3は、(国研)建築研究所の技術情報によるものですが、2021年4月から使えなくなる予定です。開口部の熱貫流率は、簡易計算法により求める方法や、(一社)住宅性能評価・表示協会のポータルサイトやメーカーのカタログ等から求める方法があります。詳しくは、基準・評価方法編テキストを参照してください。