タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道(1~3地域)版版 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

(3)桁まわり・屋根部分は、外壁と同様に屋根垂木の手前まで剥がします。その上に構造用合板、気密フィルム、断熱材の順に施工します。断熱材の外気側には通気層を設けます。・断熱材の厚さは、省エネルギー基準の設計施工指針では、屋根断熱は熱抵抗値で6.6 m 2 ・K/Wになっています。よって高性能グラスウール16Kを使用する場合は265mm必要です。屋根断熱の場合は2×10材や2×12材を屋根垂木に使用するので通気層を30mm以上とることを考慮すると265mmを入れることができません。よって、240mm程度として、他の部位で断熱性能を確保すると良いでしょう。・押出法ポリスチレンフォーム3種では185mm以上となります。・壁面の気密フィルムと屋根面の気密フィルムの連続性の確保に注意します。図8.2.18外壁と桁の取合い部(4)間仕切壁と床及び最上階天井の取合い部・外張断熱工法の場合は、間仕切壁と床及び最上階天井の取合い部は既存のままで良いです。ただし、床下の防湿措置は必要です。134