タイトル：住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道（1～3地域）版版 第2版（令和3年3月）

概要

電子ブック：住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄（8地域）版 第2版（令和3年3月） 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

２．２．気密性能の確保「室内に直接侵入する隙間風の防止による暖冷房負荷の削減、壁体内気流の防止措置による断熱材の断熱効果の補完及び適確な計画換気の実現のため、気密性の確保のための措置を講じるものとする。」と告示第793号別表１.1に定められています。省エネ基準の平成21年改正において気密性能の定量的な基準は削除されましたが、以下の目的のためには重要な事項です。1234漏気を減らし省エネルギー化と室内温度環境の快適性向上を図るため壁体通気を抑制し断熱性能の低下を防止するため壁内結露を防止するため計画換気の性能を保持するため２．３．防露性能の確保住宅の断熱性能及び耐久性能を損なうおそれのある結露の発生を防止するため、告示第793号別表１.2に表面結露と内部結露の防止に関する定性的な規定が示されています。12表面結露の防止断熱構造とすべき部位において、表面結露の発生のおそれのある著しく断熱構造を欠く部分を設けないこと。内部結露の防止断熱材の内部又は断熱材よりも屋外側で外気に開放されていない部分においては、内部結露の発生を防止するため、水蒸気の侵入及び排出について考慮し、当該部分に多量の水蒸気が滞留しないよう適切な措置を講じること。074