タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道(1~3地域)版版 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

1.3.天井・屋根(1)天井断熱1)断熱施工天井の断熱材は、天井と外壁の取合い部、間仕切壁との交差部、吊木周辺の部分で隙間が生じないように、吹込み工法とすることが一般的です。ばら状断熱材は、それぞれ所定の吹込み密度が定められています。また、天井面に吹込む場合には施工後の沈下を想定して、設計厚より2~3割程度厚く吹き込まなければいけません。施工の際には各施工仕様書に基づいて行ってください。厚い断熱の場合に天井の断熱材により小屋裏換気経路がふさがれないように、該当する部分にせき板(図5.1.11)を設置するなどの工夫が必要です。なお、せき板は透湿性のある材料を使用します。小屋裏小屋裏換気経路せき板(ボードまたはシート)吹込み断熱材図5.1.11せき板の設置例2)防湿・気密材の施工天井の防湿フィルムは、断熱材の室内側に密着して施工し、外壁、間仕切壁等との取合い部で切れ目が生じないように連続して施工します。082