タイトル：住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道（1～3地域）版版 第2版（令和3年3月）

概要

電子ブック：住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄（8地域）版 第2版（令和3年3月） 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第５章各部位の施工２．２．工程２：最下階床の断熱・防湿フィルムの施工（１）床の断熱気密施工１）断熱材の施工１階床は地盤の防湿フィルム施工後、十分な剛性を持った断熱材受けをネット又は透湿防水シートを併用してつくり、断熱材を施工します。床の断熱気密施工最下階床と間仕切壁図5.2.5工程２２）床の防湿フィルムの施工合板を土台に直接留めつける場合は合板を気密層とできるため、床の防湿フィルムを省略できます。この場合は、合板の継ぎ目などの気密措置が必要です。床の防湿フィルムを施工する場合は床と外壁の防湿フィルムの重ねを100mm以上確保できるように、外壁の四周で防湿フィルムを150mm以上立ち上げておきます。第５章床の防湿フィルムは原則的に、間仕切下端部も連続して施工します。あらかじめ間仕切部分のみ防湿フィルムを先張りする場合は、先張り防湿フィルムと床防湿フィルムの重ねは木下地がある部分で100mm以上確保します。（２）最下階床と間仕切壁床合板等による気密層を施工したのち、間仕切壁を施工します（図5.2.6、図5.1.15参照）。図5.2.6最下階床と間仕切壁の取合い部089