タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道(1~3地域)版版 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第5章各部位の施工2.5.工程5:下屋部分の断熱・防湿フィルムの施工下屋部分図5.2.12工程5下屋部分の天井および下がり壁の施工在来木造構法住宅の下屋部分は、1階天井から2階外壁へ断熱・防湿・気密層の施工が行われないことが多く、断熱や気密にも大きな欠損が生じやすい部分です。1階天井から2階外壁へ断熱・気密層を連続させるように、断熱した下がり壁を設けます。下がり壁の防湿気密は、先張り防湿フィルムなどを施工する必要があります。また、断熱は外壁と同様に考えます。下部に間仕切壁がある場合とない場合も基本的な違いはありません。ただし、1階が大きな部屋となる場合は、中央部分にむくりをもたせることが多いので、下がり壁を天井下地から独立して構成し、天井下地は多少逃げをもたせた方が良いでしょう。第5章図5.2.13下屋部分の先張り防湿フィルムの施工例093