タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 北海道(1~3地域)版版 第2版(令和3年3月)

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第5章各部位の施工4.枠組壁工法4.1.最下階床と外壁の取合い部枠組壁工法は各部位が独立しているため、断熱・気密上の大きな欠陥は起こりにくいのが特徴で、木造軸組構法のような気流への対処は原則として不要です。最下階床と外壁の取合い部は、次に示す施工方法などがあります。・1階壁枠の下端部に気密パッキン材をあらかじめ取り付けてから壁枠を建て付ける(図5.4.1(a))。・下枠に溝を切り、壁枠を建て付け、壁防湿フィルムを溝に差し込んでから、床合板との隙間部分にコーキング又は気密パッキン材を詰め込む(図5.4.1(b))。・壁防湿フィルムと床合板を気密テープでシールする(図5.4.1(c))。・壁防湿フィルムを床面内側に100mm以上折り返し、床仕上材ではさみ付ける(図5.4.1(d))。第5章(a)気密パッキン材によりシールする場合(b)下枠に気密パッキン材を詰め込む場合(c)気密テープ、コーキングでシールする場合(d)コーキングでシールし、外壁の防湿フィルムを床合板に折り返す場合図5.4.1最下階床と外壁の取合い部099