タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4-7地域)版

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4-7地域)版 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

5.3.住まい方に関する注意点高効率な設備を備えて省エネルギー化を図るだけでなく、住まい方についても、表3.5.11のような事項について気をつけましょう。表3.5.11住まい方に関する注意点設備の種類住まい方●温度管理【暖房時】・日射を積極的に取り入れる。・夜間は、カーテン、雨戸等を閉める。【冷房時】・日射をできるだけ遮蔽する。例)レースカーテン、ブラインド、すだれなどの使用・通風によって涼房効果を得る。※体感温度は、着衣量や運動量などによっても異なるので着衣による温度調整も心がける。暖冷房換気(全般換気)給湯●湿度管理・体感に頼らず、湿度計により管理する。例)洗濯物の室内干し、観葉植物などにより高湿度になっている場合がある。・水蒸気発生源では即座に排出する。台所、浴室では局所換気を怠らないこと。※参考:発生水蒸気量と室の含みうる水蒸気量1洗濯物からの発生水蒸気量2室に含みうる湿気量・住宅全体の換気を行う全般換気設備は、常時運転が原則です。電源をOFFにしないこと。【台所】【浴室】衣類の種類発生水蒸気量[g]長袖Tシャツ105パジャマ230靴下(綿製)30ハンカチ(小)10タオル40ズボン145ワンピース95下着20~50・食器洗いはため洗いとし、流しっぱなしにしない。・入浴は間隔をあけずに、なるべく追炊きをしないようにする。・入浴後は、ふたをして保温する。・使用しない時は、リモコンスイッチなどはOFFとする。冬夏室温含みうる水蒸気量[g][℃] 3畳間4.5畳間6畳間8畳間18 209 312 416 55519 222 331 442 58920 236 351 469 62421 250 372 497 66122 264 394 526 70123 280 418 557 74224 296 442 590 78625 314 468 624 832照明・リモコン機能を使用している場合は、壁スイッチの電源をOFFとする。068