タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

(3)降水量図1.2.6は、降水量の年合計値と最も降水量の多かった月(最多月)と最も少ない月(最少月)、表1.2.3は各地の月別降水量を示したものです。世界でも多雨地帯であるモンスーンアジア東端に位置する日本は、年平均1700mmを超える降水量があり、世界平均の約2倍に相当します。しかも、季節ごとの変動が大きく、梅雨期と台風期、寒冷地では積雪期に集中しています。このような多雨な気候のなかで、日本の木造住宅は、躯体の乾燥維持のために様々な工夫が講じられ、いまに至っています。近年の気候変動、ヒートアイランドの影響によりゲリラ豪雨などが多くなってきており、住宅の設計・施工においては、躯体乾燥、漏水、窓開け時の吹き込みなど、降雨への対応はますます重要になってきています。降水量の平年値(年合計、最少月、最多月)1,0002,5489002,3992,2662,500月当たりの降水量(最少月、最多月)[mm]8007006005004003002001001,8211,4931,266 1,2541,107933220 217186 188135 1349247 49 44 37 342821371,9142041091,5351,10623417245 311,5291,2791,08221018515151 44 371,6134523502785860712,0412611032,0001,5001,000500年間降水量の平年値[mm]00最少月最多月年合計図1.2.6各地の降水量の平年値(最少月、最多月、年合計)(2019年データ及び1981年~2010年の30年平均値気象庁)表1.2.3各地の月別降水量(2019年データ気象庁)地域2345678地方北海道北東北甲信南東北北関東北陸北陸山陰東海山陽南関東関西北四国南四国北部九州南九州沖縄地点名札幌盛岡長野仙台宇都宮新潟金沢鳥取名古屋岡山東京大阪高松高知福岡鹿児島那覇1月113.653.151.137.033.9186.0269.6202.048.434.252.345.438.258.668.077.5107.02月94.048.749.838.442.9122.4171.9159.865.650.556.161.747.7106.371.5112.1119.73月77.880.559.468.288.4112.6159.2141.9121.886.7117.5104.282.5190.0112.5179.7161.44月56.887.553.997.6120.591.7136.9108.6124.892.3124.5103.876.4244.3116.6204.6165.75月53.1102.775.1109.9146.6104.1155.2130.6156.5125.0137.8145.5107.7292.0142.5221.2231.66月46.8110.1109.2145.6174.7127.9185.1152.1201.0171.5167.7184.5150.6346.4254.8452.3247.27月81.0185.5134.4179.4205.8192.1231.9200.9203.6160.9153.5157.0144.1328.3277.9318.9141.48月123.8183.897.8166.9209.8140.6139.2116.6126.387.4168.290.985.8282.5172.0223.0240.59月135.2160.3129.4187.5220.4155.1225.5204.0234.4134.4209.9160.7147.6350.0178.4210.8260.510月108.793.082.8122.0146.5160.3177.4144.1128.381.1197.8112.3104.2165.773.7101.9152.911月104.190.244.365.168.1210.8264.9159.479.751.292.569.360.3125.184.892.4110.212月111.770.845.536.635.5217.4282.1194.045.031.051.043.837.358.459.871.3102.8降水量最少月降水量最多月010