タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第1章全国の気候特性(4)日射量表1.2.4、図1.2.7は、直達日射量と散乱日射量の総和である全天日射量に関して、12~2月までの暖房期、6~8月までの冷房期、一年間の積算量を示したものです。全天日射量は、数十年前と比べ増加傾向にはあるものの、近年は大きな変動はないといわれています。温暖化というと晴天日が増加するイメージがありますが、雲量も多くなる地域もあり、必ずしも日射量が増えているわけではありません。第1章日本は、積雪のある寒冷地においても世界の寒冷地あるいは同緯度の地域と比べて、冬期日射量に恵まれているのが特徴です。断熱、日射遮蔽等の外皮性能をしっかり確保することでこれらの自然のエネルギーポテンシャルを上手に活かした住宅づくりが可能となります。また、太陽光発電や給湯などの再生可能エネルギー利用システムの積極的導入により、ローコストな低負荷住宅づくりに適しているのも日本の特徴といえます。6,0005,000表全天1.2.4日射量全(平天年日値射)量積算値[MJ/m[MJ/m2]2]地域区分地方都市暖房期冷房期年間2北海道札幌19.551.3145.63北東北盛岡22.447.2143.94北東北秋田*116.151.2141.4南東北仙台26.043.3146.65北関東宇都宮29.442.9149.6北陸新潟17.552.2144.5北陸福井*219.950.3147.3山陰松江*319.951.6157.3東海名古屋29.349.3161.76山陽広島*127.152.1163.5南関東東京27.643.8144.2関西大阪24.950.9154.7北四国高松26.254.2163.2南四国高知31.951.9169.77北部九州福岡24.750.7158.6南九州鹿児島29.351.7167.48沖縄那覇27.8 57.7 170.9*1:長*1:野、長岡野山、は、岡平山年は、値のデータがないため、平年値のデータがないため、他地点(秋田、他広地島点)とした。(秋*2:金田沢、は広日島射)とした。量データがないため、他地点(福井)とした。*3:鳥*2:取は金日沢射は量データがなく日射量がないため、松江としたが、他地松点江(は福平井均)とした。値データがないため2019年のデータとした。*3:鳥取は日射量データなく松江としたが、松江は平年値デー(2019年データ気象庁)タがないため2019年のデータとした。全天日射量積算値(暖房期、冷房期、年間)5,3355,225 5,214 5,1255,2374,827 4,862 4,925 5,004 5,0644,811 4,858 4,795 4,722 4,7774,7575,221全天日射量積算値[MJ/m2]4,0003,0002,0001,636 1,6201,7451,363 1,3611,6971,545 1,580 1,568 1,5521,3591,640 1,5901,476 1,498 1,4301,6221,000600705473823 885525 585 581875 795 830 762 754889753 796 8580札幌盛岡秋田仙台宇都宮新潟福井松江名古屋広島東京大阪高松高知福岡鹿児島那覇暖房期(12-2月)冷房期(6-8月)年間日射量図1.2.7各地の全天日射量積算値(暖房期、冷房期、年間)(2019年データ気象庁)011