タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月) の117ページ目の概要です。

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概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第5章木造軸組構法の施工(2)外張断熱工法の外壁と天井の取合い部外壁が外張断熱で天井が充填断熱の場合の取合い部は、以下のように施工します。1)防湿フィルムによる方法-1桁まわりに防湿フィルムを先張りします。その後、外壁のせっこうボードを張り、天井の野縁を組んでから、天井の断熱材を施工します。図5.5.10防湿フィルムによる気流止め構造用合板等2)防湿フィルムによる方法-2天井の野縁を組む前に、外壁のせっこうボードの上に桁から防湿フィルムを先に張り、下に垂らしておきます。その後、天井の断熱材を施工し、壁の防湿フィルムを天井側に巻き込みます。第5章図5.5.11先張り防湿フィルムによる気流止め構造用合板等3)乾燥木材による方法外壁に気流止め(乾燥木材)を施工し、天井の断熱材を壁体内まで隙間なく充填します。天井の防湿フィルムは、壁側に30mm以上折り下げ、せっこうボード等で押さえます。図5.5.12乾燥木材による気流止め117