タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月) の129ページ目の概要です。

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第5章木造軸組構法の施工8.2.吹付け断熱工法の注意点(1)各部位共通点・雨仕舞を完了させる。・施工躯体面の濡れや汚れを除去する。・施工躯体面の隙間を補修する。・屋根、サッシ、ガラス、防水工事を完了させる。・仕上げ材、化粧材を明確にし、養生を完了させる。・吹付け躯体廻りの吹付け作業スペースを確保する(1m以内に荷物をおかない)。・吹付け業者用トラックの駐車スペースを確保する。・吹付け上部などの足場を設置する。・バスユニット、フローリングは吹付け施工完了後に施工する。・吹付け施工日は他の作業者の屋内作業は不可とする。・吹付け硬質ウレタンフォームA種3を使用する場合は、原則的に防湿層の設置が必要である。図5.8.2外壁の吹付け断熱工法(2)1階床●吹付け前・基礎内に溜まった水を除去する。・吹付け下地を施工する。●その他・玄関廻りやバスユニット廻りの基礎断熱など、吹付け工法で施工できない箇所については、省エネ基準に準じた断熱施工を行う。第5章(3)外壁●吹付け前・吹付けにより外部の通気層をつぶさないための処置をする。・配管、コンセントボックスなどは先行して設置する。・配線を先行して施工する場合には、間柱に固定したり、CD管を設置するなどの措置をする。・入隅や真壁などの下地を先行して施工する。・根太工法の場合、壁と床の隙間の気流止めを施工する。129