タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

ページ
132/162

住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月) の132ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

9.2.より断熱気密性を高めるための配慮事項配管や配線は連続している断熱層や気密層を貫通します。より断熱性、気密性を高めるために以下のことに配慮しましょう。(1)充填断熱工法の給排水、ガス管まわり断熱材の配管の立上り部に穴を開け、断熱材を床に施工します。配管のまわりに隙間がある場合は断熱材を詰めます。その後合板を施工します。合板穴をあける断熱材の端材や現場発泡断熱材等を隙間に詰める図5.9.3充填断熱工法の床の断熱補強気密層となる合板を敷設した後、配管と床合板の継ぎ目に気密テープを施工します。複雑な施工箇所にも張れるヒダ状の伸縮テープ等を使うと容易に施工することができます。気密テープ図5.9.4床の配管まわりの気密図5.9.5気密テープ(伸縮タイプ)(2)基礎断熱の給排水、ガス管まわり基礎断熱の場合は、コンクリート打設時にあらかじめスリーブを埋め込みます。スリーブに配管を通した後、スリーブと配管の隙間を現場発泡断熱材で充填します。現場発泡断熱材図5.9.6基礎断熱の断熱補強図5.9.7現場発泡断熱材132