タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月) の152ページ目の概要です。

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

(3)外壁の断熱リフォーム外壁における断熱リフォームは、壁内に断熱材を充填または吹込む方法と壁の外側に断熱材を張り付ける方法があります。表8.1.2外壁断熱リフォームの概要と留意事項・充填断熱工法・吹込断熱工法外壁断熱・外張断熱工法工法使用断熱材工法概要留意事項・フェルト状の繊維系断熱材が一般的。ボード・ボード状プラスチック系断熱材の使用が一般状プラスチック系断熱材の使用も可能。吹込的。断熱工法には、ばら状の繊維系断熱材を用いる。・外装を撤去して外側から断熱材を充填する場・既存の外装材を撤去する場合は、新築時と同合は、防湿層施工に留意するとともに、外気様の方法で施工する。側には通気層を設置する。・既存の外装がモルタル仕上げなどの場合は、・内装を撤去して室内側から断熱材を充填する外装材を撤去せずに断熱材、外装下地材を釘場合は、防湿施工を適切に行いやすいが、通等で柱、間柱に固定する。気層の設置が困難なことが多い。・吹込断熱工法は、内外装材を撤去せずにばら状断熱材注入施工できる。ただし、防湿層、通気層を適切に施工することが困難な場合がある。・充填断熱工法、吹込断熱工法ともに、防湿層、・既存の外装材の上に直接断熱材を張付ける場通気層の適切な施工が困難な場合は、内部結合は、外装下地材を柱、間柱に適確に固定す露発生の恐れがある。特に、寒冷地及び断熱ること。材の外側に構造用合板など湿気を通しにくい材料がある場合は、内外装ともに撤去して新築同様の方法で施工するか、外張断熱工法とすることが望ましい。・防湿層、通気層の設置など、結露防止措置に留意すること。・窓との取合い部など、額縁、サッシ枠廻りなどの調整をあらかじめ考慮しておくこと。・屋根・天井部、床部が天井断熱、床断熱の場合は、外壁上下端部に気流止めを設置すること。152