タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

ページ
44/162

住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月) の44ページ目の概要です。

各ボタンで、目的のページを開いてください。

概要

電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

(2)防湿層の連続湿気を壁体内に侵入させないために、防湿層を連続させることが大切です。防湿材の継ぎ目は、下地のある部分で30mm以上重ね、ボードまたは木材等で押さえます。防湿フィルム防湿材の施工では、必ず材料の継ぎ目が生じます。継ぎ目に隙間があると、防湿材の性能が高くても、防湿層としては連続しておらず、性能が確保されないので、注意が必要です。図3.3.10防湿フィルム付き断熱材の場合木下地の部分でフィルム相互を30[mm]以上重ね、ボード又は木材等で押える図3.3.11別張り防湿フィルムの場合構造躯体などの木部と取り合う防湿フイルムの端部は、乾燥木材、ボード等で押さえます。木材せっこうボード等柱、胴差などの乾燥木材を介して防湿層を連続させることもあります。断熱材防湿フィルム図3.3.12フィルム防湿フィルムの端部は、木材又端は部の押さえせっこうボードで挟み付ける壁:充填断熱(繊維系)床:床断熱間仕切壁また、各取合い部においても、防湿層の連続に注意が必要です。壁:外張断熱床:床断熱横架材まわり壁:充填断熱(発プラ系)床:床断熱天井・壁仕上げ取合部天井・壁仕上げ取合部横架材まわり横架材まわり床・壁仕上げ取合部土台まわり044図3.3.13各部位における防湿層の連続