タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

表3.5.1暖冷房機器の方式別特徴一覧分類方式特徴機器の例・温度の高い物体(放熱器)から熱線が放射され、他の温度の低い物体に熱が伝わる。・気流を感じず、直接熱が伝わる。静かである。・熱の移動に送風機を用いず、不快な温風を伴わない。放射・上下温度差を生じにくい。足元が暖かい。(輻射)床・温水式床暖房暖・室全体が暖まるまでには、やや時間がかかる。房・電気ヒーター式床暖房・床仕上げ材の選択に注意を要する。・家具等の配置に注意する。・低温やけどに注意が必要。・温度差による比重の違いや強制力による流体(空気)の移動により熱が拡散(移動)する。・自然対流と強制対流がある。・温度の高い物体(放熱器)に触れた流体(空気)により対流が生じ、放熱自熱が移動する。・パネルラジエーター方式然対・熱の移動に送風機を用いず、不快な温風を伴わない。・電気蓄熱式暖房機(ファン流・静かである。なし)・パネル接触によるやけど等に注意する。対流・室全体が暖まるまでには、やや時間がかかる。・温度の高い物体(放熱器)に送風機等で強制的に流体(空気)を接触・対流させ、熱を移動させる。・ルームエアコン・送風機等を用いて、暖められた(冷やされた)空気を強制的に・ダクト式セントラル空調機強制対流させるため、気流が生じるが、素早く暖冷房を行うことが・FF暖房機対流できる。・吹き出し口廻りの温度に注意する。・内部にフィルターがあり、暖冷房効率を減衰させないため、ま・ファンコンベクター・電気蓄熱式暖房機(ファンあり)た機器内部でのカビの発生を防ぐためにフィルターの清掃が必要となる。水(温水)・一つの熱源機で給湯用のお湯もつくれる機器もある。・温水式床暖房・パネルラジエーター熱媒・ファンコンベクター冷媒・ルームエアコン空気・ダクト式セントラル空調機・温水式床暖房石油・燃料タンク(屋外設置)を要する場合がある。・燃焼時に音が発生する。・パネルラジエーター・ファンコンベクター・FF暖房機熱源ガス電気式・ガス漏れ防止対策は必須。・燃焼時に音が発生する。・室外機は音が発生する。(低騒音、低振動型もある。)・同上・ルームエアコンヒートポンプ・燃料補充の手間がない。・ダクト式セントラル空調機電気式ヒーター・蓄熱材に蓄熱し、蓄えた熱を自然放熱して暖房に使用するため、・電気蓄熱式暖房機長時間連続暖房に向いている。放熱は制御しにくい。・電気ヒーター式床暖房062