タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

熱源機、放熱器の設置位置に関して、表3.5.3の点に注意します。表3.5.3熱源機、放熱器の注意事項機器熱源機放熱器注意事項室外設置の場合・近隣に対する騒音の問題・メンテナンス・排水ドレイン(ヒートポンプ式):ルームエアコン・排水ガス室内設置の場合・音を発する機器の場合は、寝室近辺に設置しない。・メンテナンス上下温度差、コールドドラフト(冷気流)に影響を及ぼさないよう、また家具等の位置にも考慮する。床暖房:・床面にできるだけ広範囲(60~70%が目安)に敷設する。ただし、家具(箱もの、ソファなど)下部は加熱する危険性が大きく、また、非効率的である。自然対流型(パネルラジエーター):・窓があると、窓面で冷やされた空気がダウンドラフトとなって床面をはうことになりドラフトによる不快感と上下温度差が生じやすい。このドラフトをできるだけ防ぐ位置に放熱器を設置する。床に設置する放熱器の場合は、できるだけ窓下部に設置する。床置き強制対流型(ファンコンベクター):・自然対流型(パネルラジエーター)と同じ。コンセントが近くに必要。室温制御室温を検知して制御するセンサー(コントローラー内臓の場合もある)の設置位置には、以下の点に注意する。・制御する空間(室)の温度を代表すると考えられる位置に設置する。・直射日光が当たって、センサー自体及び周辺壁面が温度上昇しない位置に設置する。・放熱器の影響(暖気、冷気、放射熱)を直接受けない位置に設置する。・センサー周辺、設置壁裏面に、熱を発する機器(冷蔵庫など)がある場合は、できるだけ避ける。064