タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

表3.5.5に、換気設備方式別の省エネルギー対策について示します。表3.5.5換気設備方式の省エネルギー対策換気設備方式省エネルギー対策ダクト式・ダクトは径が大きいほど省エネルギーです。・電動機(モーター)がDCモーター(直流電動機)は、一般的なACモーター(交流電動機)と比較して省エネルギーです。第一種換気・比消費電力の値が小さいほど省エネルギーである。また、有効換気量率の値が大きいほど省エネルギーです。・比消費電力=消費電力(W)÷設計風量(m3 /h)※消費電力、設計風量、有効換気量率は専門知識を要します。第二種換気・同上。ただし、有効換気量率は第一種換気のみに該当するもので、ここでは関係し第三種換気ません。壁付け式・比消費電力の値が小さいほど省エネルギーです。第一種換気・有効換気量率の値が大きいほど省エネルギーです。※消費電力、設計風量、有効換気量率は専門知識を要します。第二種換気・同上。ただし、有効換気量率は第一種換気のみに該当するもので、ここでは関係し第三種換気ません。熱交換換気について第一種換気は、熱交換型換気設備を採用することができます。ただし、室内外温度差の小さい夏期は冷房に関する省エネルギー効果が期待できず、全館連続暖冷房の場合に最も暖冷房エネルギーの省エネルギー効果を発揮します。なお、熱交換を採用した換気設備は、換気設備に係るエネルギー量は増加することに注意が必要です。採用に際しては、「有効換気量率:85%以上、かつ熱交換効率:65%以上」であることに配慮して選択します。いずれも値が大きいほど省エネルギーです。066