タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

5.3.住まい方に関する注意点高効率な設備を備えて省エネルギー化を図るだけでなく、住まい方についても、表3.5.11のような事項について気をつけましょう。表3.5.11住まい方に関する注意点設備の種類住まい方●温度管理【暖房時】・日射を積極的に取り入れる。・夜間は、カーテン、雨戸等を閉める。【冷房時】・日射をできるだけ遮蔽する。例)レースカーテン、ブラインド、すだれなどの使用・通風によって涼房効果を得る。※体感温度は、着衣量や運動量などによっても異なるので着衣による温度調整も心がける。暖冷房換気(全般換気)給湯●湿度管理・体感に頼らず、湿度計により管理する。例)洗濯物の室内干し、観葉植物などにより高湿度になっている場合がある。・水蒸気発生源では即座に排出する。台所、浴室では局所換気を怠らないこと。※参考:発生水蒸気量と室の含みうる水蒸気量1洗濯物からの発生水蒸気量2室に含みうる湿気量衣類の種類発生水蒸気量[g]室温含みうる水蒸気量[g]長袖Tシャツ105[℃]3畳間4.5畳間6畳間8畳間パジャマ23018209312416555靴下(綿製)3019 222 331 442 589冬ハンカチ(小)1020 236 351 469 624タオル4021250372497661ズボン14522264394526701ワンピース9523 280 418 557 742夏下着20~5024 296 442 590 78625314468624832・住宅全体の換気を行う全般換気設備は、常時運転が原則です。電源をOFFにしないこと。【台所】・食器洗いはため洗いとし、流しっぱなしにしない。【浴室】・入浴は間隔をあけずに、なるべく追炊きをしないようにする。・入浴後は、ふたをして保温する。・使用しない時は、リモコンスイッチなどはOFFとする。照明・リモコン機能を使用している場合は、壁スイッチの電源をOFFとする。070