タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月) の82ページ目の概要です。

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

1.2.特殊な部分※の断熱(1)一般部※が床断熱の場合一般部が床断熱の場合、玄関土間の下部は地面に接していて冷やされやすく、またバスユニットの下部も床の断熱施工が難しいところです。このため一般部の床と区別して断熱施工に注意する必要があります。図5.1.7は、基礎断熱をする方法です。玄関バスユニット特殊な部分※:玄関土間やバスユニットの下部のことです。一般部※:玄関土間やバスユニットの下部以外のところ(居室・台所・廊下等)です。基礎パッキン材気密パッキン材温熱的に室内部分を示す気密パッキン材一般部が、床断熱か基礎断熱かにより、玄関土間やバスユニットの下部の断熱施工が異なります。(2)一般部※が基礎断熱の場合図5.1.7床断熱の場合の床下の断面一方、一般部を基礎断熱とする場合は、建物周囲がすっぽり断熱されますので、玄関土間やバスユニットの下部も一般部と同様に室内空間となります。一般部が床断熱の場合、玄関土間やバスユニットの下部は、特殊な部位として、次ページ以降のような断熱施工をします。外部空間と室内空間の熱的境界を考えると理解しやすいです。玄関バスユニット基礎パッキン材基礎パッキン材気密パッキン材温熱的に室内部分を示す図5.1.8基礎断熱の場合の床下の断面082