タイトル:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月)

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住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 全国(4~7地域)版 第2版(令和3年3月) の87ページ目の概要です。

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電子ブック:住宅省エネルギー技術講習テキスト 設計・施工編 沖縄(8地域)版 第2版(令和3年3月) 〈改正〉平成28年省エネルギー基準対応

第5章木造軸組構法の施工(3)バスユニットまわりの施工手順バスユニットは、工程上早い時期に搬入されます。充填断熱工法の場合、バスユニットの設置後はバスユニットに面した外壁や天井(下屋の場合)に断熱材を施工する事が難しく、結果的に断熱欠損となる恐れがあります。充填断熱工法の場合、浴室まわりの断熱工事は、バスユニットの搬入前に済ませなくてはなりません。せっこうボードはせっこうボード図5.1.17バスユニット部分の外壁バスユニットまわりの外壁は、防湿フィルムを連続させるために、せっこうボード等を横架材まで施工するか、または防湿フィルムの継ぎ目を乾燥木材で押さえます。第5章配管等のまわりは、断熱欠損や防湿フィルムが傷つかないよう注意して施工します。せっこうボード等で押さえにくい場合は、気密テープを貼ります。写真5.1.1配管まわりの防湿フィルム注意事項バスユニットは脚のついた自立型のタイプを使用するか、架台タイプを使用し防湿フィルムを貫通する部分は、気密テープを施工します。087